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更新日:2019年9月24日

第32回特別展「 瑞龍寺奉納刀“家重”と北陸の名刀たち 」

 加賀藩三代藩主である前田利常は美術への造詣深く、諸般の工芸を奨励したことは広く知られていますが、鍛冶町に刀工集団を形成させるなど刀工の優遇に厚かったことも有名です。それらの政策により加賀刀工一派は二十余を数え、正保・寛文時代において全盛を誇りました。
 その歴史を如実に示すものとして瑞龍寺奉納刀があります。承応三年、五代藩主となった前田綱紀は十二歳でしたが、利常は幼い綱紀の武運長久を祈り、領内の主要な刀工二十二名に各一振鍛造させた刀剣を先代利長公の菩提寺である瑞龍寺に奉納しました。神仏に奉納されたそれらの刀剣には当時の刀工技術の粋が込められており、大きさ・迫力は実用刀とは別物であったと思われます。しかしながらその多くは終戦後所在不明となり、現存するものは二振のみとなっています。
 また、ここ高岡は宇多派という刀匠一派が鎌倉時代末期に大和国宇陀郡から移り住み、越中全域で活躍した土地でもあります。宇多派の刀は質実剛健の風合いから武将に好まれ、加賀藩でも褒賞や献上として珍重されました。子孫は小矢部川流域を中心に広く越中全域で活躍し、その活動は江戸期まで続いたと言われています。現在では宇多派は、加賀刀派にも影響を与えた北陸を代表する刀派のひとつとして、その実力を評価されています。
 今回の特別展では、瑞龍寺奉納刀『家重』を含む、北陸ゆかりの名刀約20点余を展示します。現在の高岡の礎を築いた前田利常が造らせた秘蔵の刀剣等を、ここ高岡の地で鑑賞いただけることは主催者として至上の喜びです。遥か昔、北陸の刀匠たちがこの地で打ち込めた波動、その真髄を感じ取って頂ければ幸いです。

●会  期  令和元年10月12日(土)~12月1日(日)
●開館時間 午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
●入館料  一般・大学生300円、高校生以下150円
        ※土・日・祝日は高校生以下無料
        ※20名以上は団体割引
●その他  ①展示解説 10月27日(日)14時~、11月10日(日)11時~〔各30分〕
        ②ワークショップ『刀剣取扱・手入れ入門』 11月10日(日)14時~ 
        会場/資料館2階研修室 定員/10名、要申込
●休館日  月曜日(祝日を除く)、10月15日(火)、10月23日(水)、
        11月5日(火)、11月6日(水)、11月26日(火)
        ※10月8日~10月11日、12月3日は展示替え休館いたします。
●問合せ先 高岡市福岡歴史民俗資料館
       〒939‐0143 高岡市福岡町下向田畦ケ谷内15(福岡公園内)
       TEL・FAX 0766(64)5602

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開催日時

2019年10月12日から2019年12月1日  ※10月8日~10月11日、12月3日は展示替え休館いたします。

場所

名称

高岡市福岡歴史民俗資料館

住所

高岡市福岡町下向田畦ケ谷内15(福岡公園内)

電話番号

0766-64-5602

ファックス

0766-64-5602

ホームページ

高岡市福岡歴史民俗資料館

主催者

高岡市、高岡市教育委員会、高岡市福岡歴史民俗資料館

お問い合わせ

教育委員会福岡教育行政センター

富山県高岡市福岡町大滝44

電話番号:0766-64-1436