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ごみの現状

高岡市におけるごみ処理の現状

 本市の清掃事業は、明治34年(1901年)に業者の請負制度により始まり、幾多の変遷を経て現在のような市内全域を計画収集区域とした分別収集システムを確立し、逐次、近代的な処理施設の導入を図ることにより、その適正処理に努めてきました。

1 ごみ収集事業

 ごみの収集運搬は、昭和8年、荷車により市街中心部の各戸週1回の積込収集で開始されました。
 その後、隣接町村との合併やごみの増加等に伴い、ステーション方式の導入や収集車両の機械化を図り、衛生的処理と収集効率の向上に努めてきました。
 昭和54年度からは、5種類の分別収集(生ごみ、粗大ごみ、陶磁器類等ごみ、高分子系ごみ、資源再生品)を実施し、ごみ減量化・リサイクル推進の見地から、逐次、分別の細分化に取り組んできており、平成14年度には、「容器包装リサイクル法」に規定する全ての品目(8種10品目)について分別収集体制を確立している。
 また、ごみ収集業務については、その効率化と処理経費の削減のため業務の一部を民間の収集運搬許可業者に委託しており、今後、委託地区の拡大を図ることとしています。

2 ごみ処理事業

(1)焼却施設

 昭和8年、内免地内に処理能力40t/日の焼却炉を建設し、本格的な処理事業を開始しました。
昭和39年に長慶寺地内に新たな焼却炉を建設しごみを焼却処理してきたが、増え続けるごみ量と多様化するごみ質に対応しきれなくなったため、当時における最新の公害防止対策設備や隣接する室内温水プールへ余熱を供給する設備を完備した270t/日の処理能力を擁する全連続燃焼式焼却炉を建設し、昭和55年から稼働しました。
 その後、ダイオキシン類発生防止対策を行なうなど、逐次、適正処理を図るための施設整備に努め、現在に至っています。
 また、近隣市町村との広域処理については、高岡地区広域圏事務組合管内3市(高岡市、氷見市、小矢部市)での共同により、ごみ処理施設整備事業を行うこととし、平成10年4月から同組合事務局内に推進体制を設置し、事業の早期着手に向けて取り組みを進めているところです。

(2)粗大ごみ処理施設

 昭和49年、処理能力50t/5hの粗大ごみ処理施設を建設し、粗大ごみを破砕処理後資源物の回収に努めてきましたが、この施設の老朽化が進んだことから、ごみの減量化・資源化を市民ぐるみで推進する拠点として展示室・工房・研修室等を備えた、処理能力46t/5hの廃棄物再生利用総合施設である高岡市リサイクルプラザを平成10年9月に建設し、粗大ごみの適正処理やごみの減量化・資源化を啓発する活動に取り組んでいます。

(3)福岡リサイクルセンター

 平成14年3月に、福岡地区において、ごみの減量化・資源化に対する住民の意識改革のための研修、指導に取り組む拠点として、処理能力2.36t/5hの容器包装廃棄物の再生利用施設を建設し、容器包装廃棄物の資源化に取り組んでいます。

(4)その他のごみ処理事業等

  1. プラスチック容器の中間処理(選別、圧縮、梱包、保管)の業務委託(旧福岡地区を除く)。
  2. 木質系廃棄物の燃料チップ化業務委託
  3. 廃プラスチック(高分子系ごみ)のRPF(固形燃料)化業務委託
  4. 粗大ごみ破砕残渣からの金属類の資源回収業務委託
  5. 使用済み割りばし及び廃てんぷら油回収資源化

(5)ごみ減量化・資源化に係る助成等

資源再生品集団回収事業奨励金交付制度
ごみ自家処理機材購入補助金交付制度
生ごみ処理ディスポーザ排水処理システム設置補助金交付制度

3 最終処分場(不燃焼物処理場)

 不燃焼物処理場は、昭和43年8月に国吉地先の山間地に6,292m²の用地を取得し、同年10月からサンドイッチ方式による埋立てを開始しました。 その後、昭和53年度には拡張用地41,108m²を取得して、埋立可能容量533,000m³を整備、また、平成10年度には、C地区(埋立容量約112,000m³)の施設整備、平成19、20年度において、C地区の北西側にD地区(埋立容量約115,000m³)を整備し、併せて浸出液処理施設に高度処理設備を備えて、適正な埋立処分に努めています。

4 し尿処理

 高岡地区は、し尿・浄化槽汚泥について「高岡市し尿処理施設」において好気性消化処理されている。
 また、福岡区域は、し尿・浄化槽汚泥・集落排水汚泥について砺波地方衛生施設組合の広域処理施設「クリーンシステムとなみ」において、膜分離高負荷脱窒素処理+高度処理されている。
 収集体制は、(株)高岡市衛生公社とデムラ工業(株)(戸出・中田地区担当)の2社を許可業者とし、福岡区域は、(有)福岡クリーン・アルファに委託し、円滑な収集に努めている。
 なお、し尿収集量は、公共下水道の整備拡充に伴う水洗化、あるいは浄化槽の普及によって年々減少してきています。