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ホーム > 市政情報 > 市の概要 > ようこそ市長室へ > 市政方針 > 平成30年高岡市議会3月定例会

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更新日:2018年3月1日

平成30年高岡市議会3月定例会

平成30年高岡市議会3月定例会市長提案理由説明

第一 市政の運営にあたって

一 はじめに

二 まちづくりの基本姿勢と当面する重要課題

 本市の財政について

 平成30年度予算編成について

 市政の重点課題について

第二 平成三十年度予算の概要

一 平成三十年度予算編成の基本方針

二 歳出予算及び施策の概要

[地域産業]

  • 新たな事業活動の創出
  • 地域産業の競争力強化
  • 産業基盤の整備・企業立地の推進
  • 中小・小規模企業の経営基盤強化
  • 雇用・勤労者福祉の充実
  • 農業の持続的発展

[歴史・文化]

  • 文化財の保存・活用
  • 歴史的風致の保全・活用
  • 地域に根ざした創造的な芸術・文化活動の育成

[交流・観光]

  • 観光資源の発掘と保存・活用
  • 広域観光の推進
  • イメージアップ・誘致活動の強化
  • 国内・国外交流の推進
  • インバウンドの推進
  • 中心市街地活性化の推進
  • 住宅・宅地の整備
  • 高岡駅・新高岡駅の周辺整備
  • 高速道路網・幹線道路網・地域公共交通体系の整備

[子育て・教育]

  • 教育・保育の一体的提供の推進とサービスの充実
  • 安心して妊娠・出産・子育てができる体制の充実
  • 地域の子育て力の応援
  • 確かな学力・豊かな心・健やかな体をはぐくむ教育の推進
  • 地域に開かれた特色ある教育活動の充実
  • 教育効果を高める教育環境の充実
  • 未来を担う世代の育成と若者が主体となるまちづくりの推進
  • 生涯スポーツ活動の充実

[安全・安心]

  • 障がい者(児)福祉・自立支援対策の充実
  • 高齢者福祉の充実
  • 生涯を通じた健康づくりの推進
  • 医療体制・医療制度の充実
  • ごみの減量化・資源化の推進
  • 消防・救急・救助体制の充実
  • 緑化の推進と保全
  • 河川・海岸の保全・整備
  • 上・下水道の整備
  • 市民が主役の地域づくりへの支援

三 行財政の態勢

四 歳入予算の概要

第三 条例その他

第一 市政の運営にあたって

一 はじめに

平成三十年三月定例会の開会にあたり、私の市政運営に対する所信の一端を申し述べます。あわせて、本日提出いたしました平成三十年度予算並びに条例その他の議案について、その概要をご説明申し上げ、議員各位をはじめ市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

今冬は、全国各地で記録的な豪雪となり、本市においても複数回、大雪を観測いたしました。二月の降雪時には、日常生活に大きな支障を及ぼす恐れがあったため、本市では初めての雪害対策本部を設置し、積雪が二メートルを超えた沢川地区では、豪雪による家屋の倒壊を防ぐための対策として、県と連携して重機による臨時の除雪を行うとともに、ボランティアによる除雪を行いました。今後も自治会等との情報交換を密に行うとともに、安心な市民生活の確保の面においても国、県などの関係機関と連携してスムーズな対応ができるよう、体制を強化してまいります。

さて、我が国における最近の経済状況は、政府によるこれまでの取り組みにより、雇用・所得環境の大幅な改善を背景に、経済の好循環が着実に回り始めており、景気は緩やかな回復が続いていくものとされております。県内では、有効求人倍率が高水準で推移しているほか、個人消費も持ち直しているなど、景気が着実に回復を続けていくことが期待されており、本市においても、四日市工業団地が完売するなどのプラスの現象が現れております。

その一方で、我が国は、全国的に人口減少や少子高齢化という構造的課題に加え、持続可能な社会保障制度の確立と一体となった財政の健全化など、多くの課題に直面しております。このような状況を克服し、我が国の活力を維持発展させるためには、国と地方の連携・協力により、地方創生の実をあげることが重要であり、そのために必要な財源の確保が不可欠であります。国の平成三十年度の当初予算において、前年度を上回る地方の一般財源総額が確保されたことは、これまでの地方団体の主張が取り入れられたものであり、引き続き国に対しては、地方税財源の充実強化をはじめとして、真の地方自治の実現に向けた真摯な取り組みが進められることを求めてまいります。

二 まちづくりの基本姿勢と当面する重要課題

本市の財政について

さて、本市の財政につきましては、大変厳しい状況を招いたことに対しまして、皆様にご心配をおかけし、誠に申し訳なく思っております。一月に実施した市民説明会におきましても、市民の皆様から財政状況のみならず、市政運営全般にわたり幅広く、厳しいご指摘をいただきました。これまでも職員数の削減や事務事業の見直しなどの行財政改革を進めてきましたが、頂いた市民の皆様からのご意見を肝に銘じ、全力で改革に取り組んでまいります。

平成30年度予算編成について

平成三十年度の予算編成におきましては、未来への投資を確実にする持続可能な財政構造の確立のため、「財政健全化緊急プログラム」の一年目として、歳出・歳入の両面からゼロベースの視点による見直しを行い、歳出の効率化と歳入の確保に精力的に取り組みました。これらを通じ、これまで進めてきた「まち」づくりに民間の活力を着実に導きながら、子どもたちを健やかに育む「ひと」づくりと、若い世代にとって魅力ある「しごと」づくりを中心とした「選択と集中」による予算としております。

来年度には、総合計画で定めた「コンパクト・アンド・ネットワーク」の都市構造を具体化するため、都市計画マスタープランと立地適正化計画を策定し、持続可能なまちづくりの実現に取り組んでまいります。

厳しい財政状況の中ではありますが、県西部六市による「とやま呉西圏域連携中枢都市圏」の取り組みを推進するとともに、市民一人ひとりにとって住みやすく、豊かな自然と歴史・文化につつまれる中で、誇りをもって創造的に挑戦していくまち「市民創造都市高岡」を目指してまいります。

市政の重点課題について

子育て・教育について

はじめに、子育て・教育についてであります。

平成二十九年の本市の社会動態は、四十四人の社会増となり、これで三年連続の社会増を達成いたしました。この流れを本市の求心力として確かなものとするため、若い人々を呼び込み、地域の未来を担う子どもたちの健やかな育ちの環境づくりに取り組んでまいります。

そのため、妊娠・出産・子育てにおける切れ目のない支援体制の充実を図っててまいります。新年度においては、認定こども園の充実や放課後児童クラブの拡充に努めるほか、おとぎの森公園に親子で楽しめる遊び場を整備し、子どもたちが天候に関わらずのびのびと活動できる場づくりを進めてまいります。

ものづくり産業の振興について

次に、ものづくり産業の振興について申し上げます。

先月末に、ジェトロ富山との業務連携・協力事業により海外のメディアを中国及びタイから招聘いたしました。銅器や漆器の職人や観光地などの取材をとおして、これらのメディアから高岡の地域資源に高い評価をいただきました。最近では海外で店舗を構える事業者も現れてきており、本市としても海外への販路開拓の積極的な取り組みを後押ししてまいります。

また、本市の基幹産業である製造業の工場拡張など、設備投資の動きを支援するとともに、企業活動の受け皿となる新たな産業団地の整備や地域を牽引する企業の誘致に努めてまいります。

新高岡駅の利用促進について

次に、新高岡駅の利用促進について申し上げます。

二月の大雪の際、各種交通機関において運休や規制がかかる中、北陸新幹線は大きな影響が発生することなく運転を続け、雪に強く冬期の移動手段として極めて有効であることが実証されました。これらの点を含め、北陸新幹線の有効性を改めて訴え、かつ一日も早い大阪延伸・開業について、関係機関に働きかけていきたいと考えております。

一方、新高岡駅に停車する「かがやき」の臨時便は、四月からは週末及び多客期運行に加え、下りの金曜日の一部が追加されることにより、週末に帰郷するビジネス利用の利便性が確保されるものと期待しております。開業四年目に入り、新高岡駅に引き続き「かがやき」が停車していることは、これまで新高岡駅の利用促進にご支援ご協力をいただいた県西部地域の皆様、飛騨・能登地域の自治体や関係団体各位の努力の賜物であり、感謝申し上げます。

また、誘客活動の取り組みとして、JR西日本・旅行会社と富山県、高岡市が連携して進めている「新高岡商品開発プロジェクト」は、その催行実績が三月までの予約を含めて約七千人に達するなど、好調に展開しております。本市としても、新年度に予定されている道の駅雨晴のオープンや勝興寺の一部公開など新たな魅力の創出や素材の掘り起こしを行いながら、プロジェクトと一体となった取り組みを進め、広域観光の結節点である新高岡駅の魅力向上と利用実績の更なる積み重ねに努めてまいります。

第二 平成三十年度予算の概要

それでは、平成三十年度予算編成の基本方針、歳出予算及び施策の概要、歳入予算の概要について申し上げます。

一 平成三十年度予算編成の基本方針

最初に、平成三十年度予算編成の基本方針について申し上げます。

現下の厳しい財政状況のもと、中・長期的視点に立って、持続可能な財政構造を確立するため、平成三十年度予算の編成作業と並行して、平成三十年度から五ヶ年の「財政健全化緊急プログラム」を策定し、投資的経費の抑制や公債費の平準化、施設管理コストの縮減、事務事業の見直し、総人件費の圧縮などを柱として、事業の必要性、緊急性、事業効果等による事業の優先順位の明確化に努めたところであります。

平成三十年度予算は、この緊急プログラムに則り、未来への投資を行うための持続可能な財政構造の確立に確かな一歩を踏み出す予算として、ゼロベースの視点で全ての事務事業を点検し、選択と集中、スクラップ・アンド・ビルドによる施策の整理・合理化に徹した予算編成を行いました。一方、住みやすく、豊かな自然と歴史文化につつまれ、創造的に挑戦していくまち「市民創造都市高岡」の実現や、「とやま呉西圏域連携中枢都市圏」の取り組みを推進していく必要があり、未来に向けた本市の活力の維持・発展のため「まち」、「ひと」、「しごと」づくりに重点をおいて、メリハリのついた予算となるよう努めたところであります。

このような基本方針のもとに予算を編成した結果、

平成三十年度の予算規模は、

一般会計においては、六百七十七億二千三百五十二万八千円

特別会計は、十会計の合計で、六百五十九億八千四百三十万三千円

総計では、千三百三十七億七百八十三万一千円

となりました。前年度と比較すると、一般会計では、牧野かぐら保育園建設事業や野村小学校体育館本体工事が完了することなどにより、前年度を〇・八パーセント下回る規模となっており、特別会計を含めた総計では、前年度と比べて一・三パーセントの減少となっております。

二 歳出予算及び施策の概要

続きまして、平成三十年度主要施策の概要について、総合計画に掲げた施策に沿って、その主な内容をご説明申し上げます。

地域産業

はじめに、地域産業の分野について申し上げます。

・新たな事業活動の創出

まず、「新たな事業活動の創出」についてであります。企業の成長産業分野参入や新産業創出を推進するため、新技術・新製品開発や販路開発などを行う中小企業を支援いたします。また、市内における創業を促進するため、創業者等支援施設の提供や創業者への助成等を行ってまいります。

・地域産業の競争力強化

「地域産業の競争力強化」につきましては、新しいクラフト商品と新分野の開拓に、地元企業と共に取り組んでまいります。また、地場産業やデザイン事業の振興と発展を図るため、見本市への出展を支援するほか、昨年十一月に新たに国の伝統的工芸品に指定された「越中福岡の菅笠」の後継者育成や周知活動を行ってまいります。

・産業基盤の整備・企業立地の推進

「産業基盤の整備・企業立地の推進」につきましては、高岡・砺波スマートインターチェンジに近接する戸出西部金屋地域において、新たな産業団地の造成に着手いたします。

・中小・小規模企業の経営基盤強化

「中小・小規模企業の経営基盤強化」につきましては、創業期や再生期等、中小企業者のライフステージに応じた資金需要に対応できるよう、融資制度の充実を図ってまいります。

・雇用・勤労者福祉の充実

「雇用・勤労者福祉の充実」につきましては、若者の職業的自立を目的として、高岡地域若者サポートステーションの活動を支援いたします。また、転職イベントへの出展や学生などを対象とした企業見学会を行うとともに、引き続き、とやま呉西圏域の六市で連携し、圏域内企業への就職や転職、UIJターンの就業マッチング支援に取り組んでまいります。

・農業の持続的発展

「農業の持続的発展」につきましては、生産・加工・販売を一体的に行う意欲ある農業者の六次産業化を促進するため、アドバイザー派遣や加工品の費用に対する支援をいたします。また、各地域に適した農業特産物の確立を図るため、重点的に推奨する園芸作物の生産や二毛作の実施に対して助成を行います。加えて、とやま呉西圏域の六市で連携しながら各市の小・中・特別支援学校における給食での地産地消に向けた取り組みを行います。

歴史・文化

次に、歴史・文化の分野について申し上げます。

・文化財の保存・活用

まず、「文化財の保存・活用」についてであります。修復が進む勝興寺の本坊の一部公開にあわせて活用を進めていくほか、国宝「瑞龍寺」等の保存修理や「高岡御車山祭の御車山行事」など、市内の文化財の保存・継承に取り組んでまいります。

・歴史的風致の保全・活用

「歴史的風致の保全・活用」につきましては、日本遺産に認定された本市の文化財の情報を発信するとともに、高岡の魅力を売り込む旅行商品の造成に取り組んでまいります。また、平成三十年度は本市において、全国の日本遺産関係団体が一堂に会する「日本遺産サミット」を開催するとともに、「寺町」ゆかりの都市七市による「寺町サミット」を開催し、寺院を中核とした魅力的なまちづくりのあり方を探ります。

・地域に根ざした創造的な芸術・文化活動の育成

「地域に根ざした創造的な芸術・文化活動の育成」につきましては、市民が創造性を発揮し、新たな価値や文化を生み出すまちづくりを進めるため、まちかどやユニークベニューなどを活用した取り組みを進めてまいります。さらに、大伴家持生誕一三〇〇年記念事業による市民の万葉集や大伴家持を再評価する機運の高まりをとらえ、万葉のふるさと高岡の魅力にさらに磨きをかけてまいります。

交流・観光

次に、交流・観光の分野について申し上げます。

・観光資源の発掘と保存・活用

まず、「観光資源の発掘と保存・活用」についてであります。飛越能地域の多彩な観光資源の旅行商品化に取り組み、新高岡駅の利便性とともに広く首都圏等にアピールし誘客につなげるため、昨年秋にスタートした「新高岡商品開発プロジェクト」を関係機関・事業者・地域と連携し展開してまいります。さらに、本市にある貴重な歴史・文化資産を活用し、ものづくり体験やまちなか歩きと組み合わせた高岡発のユニークな観光プログラムを充実してまいります。また、現代高岡の伝統産業技術の粋を集め制作した「平成の御車山」について、お披露目式を実施するとともに、高岡御車山会館での展示を基本に、利活用を図ってまいります。加えて、平成三十年度に本市で開催される「全国コロッケフェスティバル」を支援してまいります。

・広域観光の推進

「広域観光の推進」につきましては、ユネスコ無形文化遺産登録を契機として進めてきた飛越能地域の自治体との連携協力により、「山・鉾・屋台行事」の魅力を高め、飛越能地域への誘客を図ってまいります。また、とやま呉西圏域の六市で連携し、絶景富山湾や砺波平野の散居村、五箇山の合掌造り集落、各地域に古くから伝わる伝統芸能や食文化、伝統工芸など多彩な観光資源や情報を国内外に発信してまいります。

・イメージアップ・誘致活動の強化

「イメージアップ・誘致活動の強化」につきましては、首都圏等への誘客キャンペーン、旅行雑誌への掲載などにより、高岡の知名度向上を図ってまいります。併せて旅行ニーズの多様化を踏まえ、レンタカーを利用した個人向け広域周遊プランの創設や映画等ロケーションPRの強化などを通じ、幅広い年齢層の多様な観光客の掘り起こしを行うとともに、引き続き新高岡駅を利用する団体旅行を誘致し、新高岡駅の利用促進に取り組んでまいります。

・国内・国外交流の推進

「国内・国外交流の推進」につきましては、地域への経済効果が期待できるコンベンション等の誘致を行うための支援に取り組んでまいります。また国際的視野を持つ人材を育成するため、高校生訪問団をアメリカ・フォートウェーン市に派遣し、姉妹都市交流の推進を図ります。

・インバウンドの推進

「インバウンドの推進」につきましては、海外からの誘客強化のための滞在型コンテンツの充実を図るとともに、引き続き、プロモーション・情報発信に取り組んでまいります。

・中心市街地活性化の推進

「中心市街地活性化の推進」につきましては、まちづくり会社や商店街等の取り組みを支援し、まちなかの集客力と回遊性を高め、中心市街地の賑わいの創出を図ってまいります。さらに、空き店舗のリノベーションに取り組む人材を育成し、民間活力によるまちづくりを推進してまいります。

・住宅・宅地の整備

「住宅・宅地の整備」につきましては、新たにまちなかでの子育て世帯やUIJターン者の住居取得等に対する助成制度を創設し、若い人々の移住定住を促進してまいります。また、まちなかでの一戸建て住宅等の取得や、バリアフリーやエコリフォーム、さらには老朽危険空き家の解体に対する助成などを通じて、住環境の改善と定住促進を図ってまいります。

・高岡駅・新高岡駅の周辺整備

「高岡駅・新高岡駅の周辺整備」につきましては、北陸新幹線の利用促進に向け、京田踏切の立体交差化を本格化させてまいります。また、飛騨方面との「世界遺産バス」や、和倉方面との「わくライナー」の運行に対し助成することを通して、北陸新幹線を利用して来訪する観光客の利便性の向上と新高岡駅の広域的な交通拠点性を高めてまいります。

・高速道路網・幹線道路網・地域公共交通体系の整備

「高速道路網・幹線道路網・地域公共交通体系の整備」につきましては、木津佐野線をはじめとする幹線市道の整備に引き続き取り組んでまいります。また、城端・氷見線活性化推進協議会で取り組む城端線の増便試行や、観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」の運行等を支援してまいります。併せて万葉線の庄川橋梁修繕計画の策定等を支援いたします。

子育て・教育

次に、子育て・教育の分野について申し上げます。

・教育・保育の一体的提供の推進とサービスの充実

まず、「教育・保育の一体的提供の推進とサービスの充実」についてであります。就学前の教育・保育を一体的に提供する認定こども園への移行を推進するため、必要な施設整備に対し助成いたします。また、多様化する保育ニーズに対応するため、延長保育や病児保育など、保育サービスの充実に取り組んでまいります。

・安心して妊娠・出産・子育てができる体制の充実

「安心して妊娠・出産・子育てができる体制の充実」につきましては、「産後ケア」体制の充実を図り、新たに「産後うつ」対策として、産婦の健康診査助成制度を開始いたします。また、保健師による乳児家庭への全戸訪問を行い、子育て支援が必要な家庭には、支援に関する情報を提供するとともに、関係機関と連携し、子どもが健やかに成長できる環境整備を図ってまいります。また、引き続き保育料の軽減を図るほか、母子・父子家庭の自立を促進するため、就労に必要な資格取得を支援いたします。

・地域の子育て力の応援

「地域の子育て力の応援」につきましては、子どもの居場所づくりのため、放課後児童クラブのクラブ室を整備いたします。

・確かな学力・豊かな心・健やかな体をはぐくむ教育の推進

「確かな学力・豊かな心・健やかな体をはぐくむ教育の推進」につきましては、少人数教育の推進や教育相談員・支援員の配置など、教育環境の向上を図ってまいります。また、経済的理由による小・中学校の就学援助について、平成三十一年度入学予定者から、入学準備金の前倒し支給を行ってまいります。さらに、中学校の部活動指導員を試験的に配置し、部活動の運営や教員の多忙化解消への効果や課題を検証してまいります

・地域に開かれた特色ある教育活動の充実

「地域に開かれた特色ある教育活動の充実」につきましては、小・中・特別支援学校で「ものづくり・デザイン科」を実施し、銅器や漆器などの制作体験を通し、ものづくりのまち高岡の意識醸成を図ってまいります。また、小・中学生がふるさと高岡の魅力にふれるために、「高岡の歴史文化に親しむ日」を活用したふるさと教育を推進するとともに、郷土高岡を英語で発信する能力を身につけるための「高岡イングリッシュセミナー」を実施いたします。

・教育効果を高める教育環境の充実

「教育効果を高める教育環境の充実」につきましては、野村小学校旧体育館の解体後の敷地をグラウンドとして使用するため、改修工事を行ってまいります。また、五位中学校グラウンド拡張に伴う防球ネットの新設等の工事を行うとともに、志貴野中学校のグラウンド改修工事に着手いたします。さらに、ICT教育の一層の推進を図るため、小・中学校に順次、タブレット型パソコン等を導入してまいります。

・未来を担う世代の育成と若者が主体となるまちづくりの推進

「未来を担う世代の育成と若者が主体となるまちづくりの推進」につきましては、地域の施設や人材を活用した体験活動や奉仕活動などを通し、子どもたちの自主性や創造性を育む活動を支援してまいります。また、小・中学生がより豊かで有意義に過ごすことができるよう土曜学習を推進してまいります。

・生涯スポーツ活動の充実

「生涯スポーツ活動の充実」につきましては、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの開催効果を最大限に引き込めるよう、ポーランドレスリングチームの強化合宿の受け入れや日韓バドミントン競技大会の開催に向け、準備を進めてまいります。また、事前合宿等の受け入れ体制の充実を図るため、竹平記念体育館の改修を行ってまいります。さらに、とやま呉西圏域の六市で連携し、全国・国際規模のスポーツ大会や合宿を誘致するため、スポーツ施設や宿泊施設の相互活用を推進してまいります。

安全・安心

次に、安全・安心の分野について申し上げます。

・障がい者(児)福祉・自立支援対策の充実

まず、「障がい者(児)福祉・自立支援対策の充実」についてであります。相談支援や障がい福祉サービスの充実に努めるとともに、広く市民に障がい者理解の普及啓発に取り組み、共生社会の実現に努めてまいります。また、きずな子ども発達支援センターでは、多様な療育コースを活かし、保育と訓練のタイアップ指導などを行う「きずな方式」により、子どもの健やかな発達と自立への基礎作りを目的とした子育て支援に取り組んでまいります。

・高齢者福祉の充実

「高齢者福祉の充実」につきましては、高齢者が住み慣れた地域で安心して自立した生活ができるよう、相談や困難事例の増加等に対応した適切な人員を確保するなど、地域包括支援センターの体制の充実を図ってまいります。また、顔の見える範囲内において地域で支えあう小学校区毎の「あっかり福祉ネット」を基礎単位として、中学校区毎に専門職等が医療や介護、予防など必要な支援を提供する「あっかりライフ支援システム」を構築し、地域の中で完結的・包括的に提供する仕組みづくりを進めてまいります。これら双方の連携による重層的な支援体制を市内全域で展開することによって「高岡型地域福祉ネットワーク」の形成を目指してまいります。

また、本年十一月に県内十五市町村で開催される健康と福祉の総合的な祭典「第三十一回全国健康福祉祭とやま大会(ねんりんピック富山二〇一八)」において、本市では、ソフトテニス、ゲートボール、グラウンド・ゴルフ、川柳の四つの交流大会を開催いたします。

・生涯を通じた健康づくりの推進

「生涯を通じた健康づくりの推進」につきましては、生活習慣病予防対策に重点を置き、各種健康診査やがん検診を行うなど、ライフステージに応じて切れ目のない支援を提供してまいります。

・医療体制・医療制度の充実

「医療体制・医療制度の充実」につきましては、市民病院のがん診療体制の充実を図るため、放射線治療装置を更新いたします。

・ごみの減量化・資源化の推進

「ごみの減量化・資源化の推進」につきましては、市民や事業者が自主的にごみ減量化に取り組むための支援や情報提供を図ってまいります。また、新高岡ストックヤードを整備するため、引き続き旧環境クリーン工場の解体工事を行ってまいります。

・消防・救急・救助体制の充実

「消防・救急・救助体制の充実」につきましては、大規模災害時の拠点施設となる消防本部・高岡消防署庁舎改築のため、基本設計に着手してまいります。また、高機能消防指令システムの機能維持を図るため、システム装置等の更新・改修を進めてまいります。さらに、救助工作車などの消防車両の更新等を行ってまいります。

・緑化の推進と保全

「緑化の推進と保全」につきましては、おとぎの森公園の「おとぎの森館」において全天候型遊び場機能の拡充と一部トイレの子ども用化を図るとともに、企業版ふるさと納税を活用し、シアターの改修を行ってまいります。また、引き続き、庄川右岸の牧野河川公園の整備を進めてまいります。

・河川・海岸の保全・整備

「河川・海岸の保全・整備」につきましては、準用河川守山川、内古川などの改修整備を行うとともに、浸水想定区域の改正に伴い洪水ハザードマップを更新いたします。

・上・下水道の整備

「上・下水道の整備」につきましては、高岡市上下水道ビジョンに基づき、水道事業では、地震などの災害に強い水道を目指し、管路や基幹施設の更新・耐震化事業に取り組んでまいります。また、下水道事業では、公共下水道整備や管渠、基幹施設の更新事業を推進し、生活環境の改善に努めるとともに、浸水対策として雨水幹線整備を行ってまいります。

・市民が主役の地域づくりへの支援

「市民が主役の地域づくりへの支援」につきましては、市民等への共創意識の醸成を図ることで、市民等がより主体的にまちづくりに取り組めるよう交流推進事業を実施するとともに、共創による活動を支援いたします。

三 行財政の態勢

次に、行財政の態勢についてご説明申し上げます。

行財政改革につきましては、「第二次行財政改革アクションプラン」に則って、効率的・効果的な行財政運営に徹し、市民ニーズ、時代の要請、費用対効果の視点に立ったスピード感のある行財政運営を目指します。また、持続可能な財政構造の確立のため「財政健全化緊急プログラム」に基いた取り組みを実施するとともに、専門的な見地から意見をいただく「財政健全化アドバイザー会議」を設置し、財政構造の着実な改善に努めてまいります。

事務事業の見直しにつきましては、「財政健全化緊急プログラム」に掲げる事務事業や公共・公的施設の管理費用の見直しを行うなど、限られた財源を有効活用し、選択と集中による整理・合理化を進めてまいります。

公共施設の適正配置につきましては、「高岡市公共施設マネジメント推進委員会」で、「公共施設再編計画」についてご審議を頂いており、答申を得て再編計画を策定し、推進に努めてまいります。

行政組織につきましては、より簡素・効率的な組織を目指し、更なる再編整備を行います。主なものとしては、財政健全化緊急プログラムの着実な実行を期すため、総務部に財政構造改革担当次長を配置するほか、財政課に同プログラムを担当する調査係を設置します。また、市長政策部において、情報ネットワークを活用した広報力の強化を図るため、広報情報課を設置し、合わせて広聴及び統計業務を都市経営課に移管し、広報統計課を廃止します。都市創造部においては高岡市住生活基本計画に基づく住宅施策の総合的な推進を図るための建築政策課の設置や、道路整備の重点を維持管理、長寿命化へシフトしていくための道路整備課の設置などの再編を行います。これらの課・係の統合再編を通じて、一課九係を削減します。

また、能町保育園の民営化や、廃棄物処理業務の効率化などによる事務事業の執行体制の見直しにより、職員数の適正化を進めます。

これらの措置により、平成三十年度当初の職員数は、前年度当初から十三人減員の千八百五十三人を予定しております。

四 歳入予算の概要

次に、歳入予算のうち、主なものについてご説明申し上げます。

各歳入の積算にあたっては、財政健全化を図るためにも、厳格な見積りに徹し、市税収入につきましては、二百五十二億七千七百八十九万四千円を計上しております。各税目の見積りにつきましては、これまでの本市の税収動向や税制改正、地方財政計画などを踏まえ計上しております。

地方交付税につきましては、国の地方財政計画に基づき、市税収入の減収見込みや合併算定替による特例の縮減も踏まえて試算した結果、前年度並みを見込んでおります。その他、各種交付金につきましても、国の地方財政計画等に基づく見込み額を計上しております。

国庫支出金及び県支出金につきましては、事業内容、事業採択の見通しなどを見極め、それぞれの事業に見合った額を計上しております。

市債につきましては、「財政健全化緊急プログラム」に掲げた年間発行額七十五億円以内を堅持するため、投資的事業の「選択と集中」に努めた結果、前年度を下回る市債発行額に抑制し、市債残高の減少を図ってまいります。

第三 条例その他

次に、条例その他議案について申し上げます。

条例議案につきましては、高岡市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する新規条例のほか、国民健康保険事業の広域化に伴う国民健康保険条例等の一部改正など二十五件を提案しております。

その他議案につきましては、戸出西部金屋の産業団地の用地取得など十四件を提案しております。

報告案件四件につきましては、平成二十九年度一般会計補正予算の専決処分に係るもので、この冬の除雪に対処するため補正予算を講じたものであります。

以上、平成三十年度予算をはじめ、提出いたしました諸案件について、その概要をご説明申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議のうえ、よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。

お問い合わせ

市長政策部秘書課

富山県高岡市広小路7-50

電話番号:0766-20-1218

ファックス:0766-20-1660