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更新日:2017年12月4日

平成29年 高岡市議会12月定例会

平成29年 高岡市議会12月定例会市長提案理由説明(抄)

一 市政の運営にあたって

二 市政の重点課題について

一 市政の運営にあたって

平成二十九年十二月定例会の開会にあたり、提案理由の説明に先立ちまして、私の市政運営に対する所信の一端を申し上げます。

2020年東京オリンピック・パラリンピックについて

まず初めに、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの開催効果を最大限に引き込めるよう、事前合宿や大会の誘致などに取り組んでおります。その一環として、このたび、「日韓バドミントン競技大会」が来年五月に本市で開催されることが決定いたしました。本大会は、両国相互に隔年で開催されており、両国の代表選手が出場することとなっております。本市を拠点とするトナミ運輸株式会社バドミントン部の選手が国際大会等で活躍するなど、バドミントンに対する市民の関心や期待の高まりを踏まえ、本大会を契機として、東京オリンピックに向け、更なる機運の醸成や競技力向上に繋げてまいりたいと考えております。

大伴家持生誕1300年記念事業について

また、万葉集の編者として知られる万葉歌人・大伴家持の生誕から一三〇〇年を迎えたことを記念し、各種事業を開催してまいりました。特に十一月二十六日には、高岡市民会館において演劇「剣に歌に、夢が翔ぶ!」を公演いたしました。家持役の和泉元彌さんをはじめとしたプロの俳優陣と脚本家竹山洋さんの脚本による、家持卿の「人間」に鋭く迫る全国初の本格的な演劇となりました。多くの皆さんに万葉の世界を堪能していただき、大変喜ばしく思っております。記念セレモニーや演劇など今回の一連の記念事業を通じ、家持卿の功績や万葉集に対し、改めて評価が高まっております。この機をとらえ、家持卿が愛した越中の自然や風土を現代に生きる市民の皆様が、時空を超えて追体験し、万葉の文化に親しむ機会の創出に努めるとともに、万葉のふるさとづくりの新しいステージを目指してまいりたいと考えております。

二 市政の重点課題について

それでは、当面する市政の重点課題について申し上げます。

新高岡駅利用促進について

まず、新高岡駅利用促進について申し上げます。

今月一日から、新高岡駅に停車する「かがやき」の臨時便が週末及び多客期運行に変更されたことは誠に残念であります。しかし、二年以上に渡り臨時便が継続運行され、今後も引き続き新高岡駅が「かがやき」の停車駅であることを国やJR等の関係者に認めていただけたのも、呉西地域が一体となった利用者数の積み上げの努力に加え、新高岡駅を利用する観光誘客戦略等の効果が着実に成果を挙げた結果であると考えております。これまで新高岡駅の利用促進にご支援ご協力をいただいた呉西地域の皆様、飛騨・能登地域の自治体や関係団体各位に対し、感謝申し上げます。

また、誘客活動の取り組みにより、飛越能観光の基点としての新高岡駅のポテンシャルが改めて着目されてきております。JR西日本及び旅行会社各社と駅所在自治体である高岡市、富山県が連携し、新高岡駅を基点とした飛越能地域への誘客拡大と定着を目指す「新高岡商品開発プロジェクト」が、去る十月二十六日にスタートいたしました。本市としても、直ちに観光及び交通部門等からなる庁内チームにおいて、新たな魅力の創出や周遊ルートの提案を行うなど、プロジェクトと一体となった取り組みを進め、新高岡駅のポテンシャルを顕在化、向上させ利用実績の更なる積み重ねに努めてまいります。

私としては、来るべき敦賀開業や大阪全線開業を見据え、中・長期的な展望を持ち、地域全体の活性化のため、引き続き、新高岡駅の「かがやき」定期便の停車を粘り強く求めていきたいと考えております。議員各位をはじめ市民の皆様、呉西地域並びに飛騨・能登地域の皆様には、改めて、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

中心市街地活性化について

次に、中心市街地活性化について申し上げます。

北陸新幹線の開業にあわせて進めてまいりました都市構造改革につきましては、中心市街地活性化基本計画などに基づいて整備を進めてまいりましたが、駅前東地区や末広西地区において、民間活力による都市機能整備が誘発されるなど着実に進展しております。また、重要伝統的建造物群保存地区である山町筋や金屋町におきましても、十一月一日にグランドオープンした複合商業施設山町ヴァレーなどのように、地元の方々が中心となった民間主導のまちづくりが形になってきております。これらの取り組みにおいては、伝統的な町屋を活用し、新たな価値を生み出していくリノベーションの考え方が取り入れられており、本市の魅力向上に大いに寄与するものと期待しております。

中心市街地における課題のひとつである空き家についても、このようなリノベーションの手法を活用することが有効と考えており、遊休不動産と地域の特色を組み合わせ、民間主導の公民連携による地域再生を目指してまいります。このため、実在する空き家や空き店舗を教材にしたプランを提案する「リノベーションスクール」事業を昨日までの三日間開催したところであります。今後は、提案内容の実現に向け、フォローアップを図り、リノベーションまちづくりに関わる人材を増やしながら、エリア全体の価値の向上と賑わいの創出を図ってまいります。

ものづくり産業の振興について

次に、ものづくり産業の振興について申し上げます。

平成二十七年から二年間、本市や南砺市、東京芸術大学を中心に取り組んだ法隆寺の国宝釈迦三尊像の再現事業が評価され、新たな受注につながるなど、改めて高岡のものづくりが注目されております。先月には、当事業に携わった事業者を中心としたコンソーシアム(共同体)が結成され、高岡銅器固有の鋳物・加工技術を活用した、文化財等の修復や再現を行う事業分野の開拓に取り組むこととなり、伝統工芸の新たな動きが進んでいるところであります。

こうした中、北陸三県が協力し、北陸の工芸の魅力を世界に発信することを目的とした「国際北陸工芸サミット」が今年度富山県で開催されております。本市におきましては、先月、高岡市美術館にて、サミットのメイン事業の一つである「U―五〇国際北陸工芸アワード」の「ファイナリスト作品展」を開催いたしました。国内外からお越しの審査員や受賞者の皆様と本市の工芸関係者との交流を図ることもでき、今後新たなネットワークやコラボレーションが創出されることを期待しております。

また、福岡町で四百年以上にわたり製造されてきた「越中福岡の菅笠」が、国の伝統的工芸品として指定されました。本市においては高岡銅器、高岡漆器に続く三つ目の指定となり、大変嬉しく思っております。今後も、ものづくり技術の活用・発展を図るとともに、本市の誇るべき伝統技術が未来へ継承される取り組みを展開してまいります。

財政健全化緊急プログラムの取り組みについて

次に、財政健全化緊急プログラムの取り組みについて申し上げます。

本市はこれまで、施策・事業の選択と集中を徹底し、効率的・効果的な予算編成を行うとともに、職員数の適正化や施設の集約化、市税確保など、行財政改革の推進に努めてきたところであります。しかしながら、歳入面では市税や地方交付税等の一般財源の減収、歳出面では施設管理費や扶助費の増大に加え、合併後、計画的に進めてきた投資的事業に伴う公債費の増加などにより、大変厳しい財政状況が続いております。平成三十年度においても、公債費や扶助費などの増大が見込まれ、今後対策を講じなければ、構造的な財源不足が続く見通しであります。このため、平成三十年度から五年間かけて取り組む「財政健全化緊急プログラム」を策定し、財政再建へ向けた果敢な取り組みを実施してまいります。このプログラムでは、歳入の確保を進めるとともに、ゼロベースの視点で、全ての事務事業の総点検、スクラップアンドビルドに努め、投資的事業の抑制や公共施設の再編・管理コストの縮減、総人件費の圧縮等、財政体質の強化に向けた取り組みを推進してまいります。市民の皆様から最大限の理解が得られるよう努め、本市の未来のため、全庁あげて不退転の決意で財政健全化に取り組んでまいります。

プログラムの円滑な推進を図り、より効果があがるようにするためには、今後の進め方について、今年度事業も含めあらゆる方策を検討しなければならないと考えております。

もとより、財政健全化に向けた取り組みによって本市の活力の喪失を招くことがあってはならず、総合計画やとやま呉西圏域連携中枢都市圏ビジョン等に則り、計画的、重点的な予算編成に努めてまいります。

 

お問い合わせ

市長政策部秘書課

富山県高岡市広小路7-50

電話番号:0766-20-1218

ファックス:0766-20-1660